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2019.05.02賃貸住宅のエアコンメンテナンス方法

賃貸住宅のエアコンといえば、コストをできるだけ抑えるため機能がシンプルな安価なグレードが一般的でしたが最近では、リフォームなどに合わせて壁紙に合うエアコンにしたり、スマートフォンで操作ができるエアコンの需要も増えてきました。

賃貸物件に設置されているエアコンの掃除義務は入居前と入居後により異なってきます。入居前のクリーニングは管理会社やオーナーの責任です。入居後のクリーニングはエアコンが壊れてしまった場合は管理会社やオーナー負担で交換しますが、日ごろのクリーニングは入居者が行う必要があります。

賃貸物件を複数所有している場合は、部屋ごとに分けて依頼するよりも管理会社などを通じて工事会社を統一する方がおすすめです。業者を統一しておけば何かあったときの対応もスムーズになりエアコンメーカーも統一することで修理もしやすくなります。エアコンの交換も壊れてから交換ではなく使用期間を決めてまとめて交換することでコストも下げることができます。

エアコンの故障は温度が上がることによって放熱しづらくなることで起きます。室外機の設置場所を工夫しましょう。直射日光を浴びる場所には置かないことです。直接地面に置くのではなくブロックなどの上に乗せる方が熱を抑えることができます。室外機は風の抜け道を作る必要があり、3面を開放面にすることが望ましく植木などの障害物は置かない方が良いでしょう。

使用頻度や稼働時間などにより異なってきますが、エアコンの買い換えサイクルは10年前後です。掃除頻度は2週間に1回、最低でも1ヶ月に1回は掃除をしましょう。カビ臭いと感じることがあれば掃除のサインです。臭い以外にも、稼働音がいつもより気になったり大きくなっている気がすると感じるときはホコリのせいかもしれません。エアコンをつけても風が弱い・冷えないと感じたらまずは掃除をしましょう。ファンやフィルターにホコリがたまっていたり、汚れが原因でエアコンの効きが悪いのかもしれません。

エアコンの購入は値段も重要かもしれませんが、長期間利用することを考えるとメンテナンス・汚れにくい機能を持っているエアコンを選ぶことも重要です。故障・メンテナンス費用を考えるとこちらの方が費用を抑えられることもあります。